山陰自動車道の路線図、休憩施設、有料区間の料金、開通予定等

2024年3月25日高速道路

山陰自動車道は、鳥取県鳥取市から山口県下関市までを結ぶ、延長約380キロメートルの道路です。高速道路としての山陰自動車道と、国道9号のバイパスとしての自動車専用道路などから成り立っています。略称は「山陰道」です。現在のところ未完成の区間が多く、事業手法の違いから有料区間と無料区間が混在しています。

山陰道の休憩施設や路線図

山陰自動車道の休憩施設は次のとおりです。

(道の駅西いなば気楽里:浜村鹿野温泉ICから50メートルに所在)
はわいSA(道の駅はわい)
琴浦PA(道の駅琴の浦)
名和PA(道の駅大山恵みの里)
宍道湖SA
道の駅ゆうひパーク浜田
宍道湖SA
明石PA(道の駅萩・さんさん三見)

また、山陰自動車道の路線図は次のとおりです。

山陰自動車道のよりくわしい路線図は、国土交通省中国地方整備局ホームページ「山陰道」のコンテンツにアクセスして閲覧することが可能です。

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変則的な山陰自動車道の料金

山陰自動車道は次のように無料区間と有料区間が混在しています。
表は普通車・現金払いのときの通常料金です。

出発 到着 料金
鳥取IC はわいIC 無料
大栄東伯IC 米子西IC 無料
米子西IC 東出雲IC 680円
東出雲IC 松江玉造IC 無料
松江玉造IC 出雲IC 1,080円
出雲多伎IC 石見福光IC 無料
江津IC 浜田IC 590円
浜田IC 石見三隅IC 無料
遠田IC 久城IC 無料
高津IC 須子IC 無料
萩IC 三隅IC 無料
長門湯本温泉IC 俵山北IC 無料
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山陰道の開通予定

山陰道のうち開通予定時期について判明している区間は次のとおりです。

区間 延長 開通予定
はわいIC~大栄東伯IC(北条道路) 13.5キロメートル 令和8年度
出雲IC~湖陵IC(仮称)(出雲・湖陵道路) 4.4キロメートル 令和6年度
湖陵IC(仮称)~出雲多伎IC(湖陵・多伎道路) 4.5キロメートル 令和6年度
石見三隅IC~遠田IC(三隅・益田道路) 15.2キロメートル 令和7年度
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山陰自動車道沿線の観光スポット

鳥取城跡 鳥取城跡は、鳥取県鳥取市にある戦国時代から江戸時代にかけての平山城です。羽柴秀吉による兵糧攻めの舞台になった城として知られます。国史跡に指定され、石垣や水堀が残ります。最寄りの出入口は鳥取インターチェンジです。

燕趙園 燕趙園は、鳥取県東伯郡湯梨浜町にある本格的な中国庭園です。中国皇帝所有の庭園にあたる皇家園林方式で作庭され、周囲には道の駅や土産物店、東郷温泉の旅館やホテル街があります。最寄りの出入口は泊・東郷インターチェンジです。

大山 大山(だいせん)は、鳥取県にある標高1,729メートルの山で、一帯は大山隠岐国立公園となっています。風土記の時代から知られた山で、山頂に大山寺や大神山神社があります。付近に後醍醐天皇が立て籠もった船上山もあります。最寄りの出入口は大山インターチェンジです。

妻木晩田遺跡 妻木晩田(むきばんだ)遺跡は、鳥取県西伯郡大山町と米子市にまたがる弥生時代の集落遺跡で、国史跡に指定されています。約156ヘクタールの遺跡内では今も発掘が続き、四隅突出型墳丘墓や掘立柱建物の跡などが見つかっています。最寄りの出入口は淀江インターチェンジです。

松江城 松江城は、島根県松江市にある平山城で、国史跡に指定されています。天守は上層を漆喰塗、下層が黒塗下見板張りとなっており、「現存十二天守」の1つです。最寄りの出入口は松江西インターチェンジです。

出雲大社 出雲大社は、島根県出雲市にある神社で、出雲国一宮です。国譲り神話ゆかりの神社で古くから崇敬され、本殿は国宝となっています。大国主大神を祀ることから縁結びの神として人気があります。最寄りの出入口は出雲インターチェンジです。

石見銀山 石見銀山は、島根県大田市にある日本最大の銀山跡で、ユネスコの世界文化遺産に登録されています。龍源寺間歩などの坑道跡、重要伝統的建造物群保存地区に選定された大森銀山地区の町並み、幕府直轄支配の拠点となった大森代官所跡などがあります。最寄りの出入口は仁摩・石見銀山インターチェンジです。

松陰神社 松陰神社は、山口県萩市の神社で、幕末の尊王攘夷運動に大きな影響を与えた吉田松陰を祀ります。維新が成った明治時代に創建されたもので、境内には松下村塾や吉田松陰歴史館、宝物館もあります。最寄りの出入口は萩インターチェンジです。

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