中央自動車道の料金・サービスエリア・路線図など

道路 高速道路
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中央自動車道は、首都高速4号新宿線と東名高速道路をつなぐ延長366.8キロメートルの高速道路です。高速道路ナンバリングではE20と呼ばれています。この道路は高井戸インターチェンジから始まり、小牧ジャンクションで東名高速道路に接続します。途中ではいくつかの重要な接続道路もあります。

中央自動車道と他の路線へのアクセス

中央自動車道は稲城大橋有料道路、首都圏中央連絡自動車道、中部横断自動車道、長野自動車道、東海環状自動車道とも接続しています。これにより、首都圏から中部地方や東海地方へのアクセスが便利になっています。

また、大月ジャンクションからは富士吉田インターチェンジへの支線も分かれています。この支線を利用することで、富士山周辺へのアクセスもスムーズになります。

中央自動車道は、長距離の移動や観光旅行に便利な道路ですが、山間部を通過し橋梁部やトンネル、坂道、カーブも多いため、交通渋滞が予想される場合や天候の悪い時には、交通情報を確認することをおすすめします。安全運転を心掛けて、快適なドライブをお楽しみください。

中央自動車道の路線図やサービスエリア・パーキングエリア

中央自動車道の路線図やサービスエリア・パーキングエリアの情報は、中日本高速道路株式会社などの公式ウェブサイトにパソコン・スマートフォンからアクセスするか、またはサービスエリアなどで無料配布されているドライバー向けの冊子で確認することができます。

中央自動車道のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)一覧は次のとおりです。

石川PA、藤野PA、談合坂SA、初狩PA、釈迦堂PA、境川PA、双葉SA、八ヶ岳PA、中央道原PA、諏訪湖SA、辰野PA、小黒川PA、駒ヶ岳SA、座光寺PA、阿智PA、神坂PA、恵那峡SA、屏風山PA、虎渓山PA、内津峠PA、谷村PA(ただし、谷村PAは支線の富士吉田線)

なお、これらのサービスエリア・パーキングエリアの道路情報ターミナル端末には渋滞・交通事故・通行止め・冬用タイヤまたはチェーン規制などの情報がリアルタイムで配信されます。

また、中央自動車道の概略の路線図(支線の富士吉田線を含む)は次のとおりです。

中央自動車道の通行料金

中央自動車道の普通車の通常の通行料金は次のとおりです。

普通車の通常料金

出発 到着 通行料金
高井戸IC 八王子IC 1,000円
高井戸IC 大月IC 2,370円
高井戸IC 甲府昭和IC 3,530円
高井戸IC 諏訪IC 4,810円
高井戸IC 飯田IC 6,390円
高井戸IC 中津川IC 7,380円
高井戸IC 小牧東IC 8,360円
高井戸IC 河口湖IC 3,010円

なお、中央自動車道の料金は距離制が基本ではあるものの、高井戸~八王子間は1,000円(非ETC)の均一料金となっています。
また、恵那山トンネル区間(園原~中津川間)は1,120円となっています。2024年3月31日までは、ETC車限定で普通区間の単価と同一に引下げられます。

中央自動車道沿線の観光スポット

深大寺 深大寺は、東京都調布市にある天台宗の別格本山です。東京都内でも浅草寺と並ぶ古い歴史をもつ寺院で、天平5年(733)開創と伝わっています。「深大寺だるま市」で知られるほか、水が豊富な土地柄から門前には「深大寺そば」の店が並びます。最寄りの出入口は調布インターチェンジです。

相模湖 相模湖は、神奈川県相模原市にある、相模川の流れをダムでせきとめてできた人造湖です。一帯はリゾート地として整備され、遊園地や温泉、キャンプを楽しむことができます。春の桜の名所としても人気です。最寄りの出入口は相模湖東インターチェンジです。

富士急ハイランド 富士急ハイランドは、山梨県富士吉田市と南都留郡富士河口湖町にまたがるテーマパークです。富士山の麓にある51ヘクタールの広大な土地に、絶叫系のジェットコースターなどさまざまなアトラクションが用意されています。最寄りの出入口は河口湖インターチェンジです。

躑躅ヶ崎館 躑躅ヶ崎館は、山梨県甲府市にある戦国の名将・武田信玄の居館跡です。三方を山に囲まれた要害の地に築かれ、現在は武田信玄を祀る武田神社が鎮座しています。また、桜の名所としても知られています。最寄りの出入口は甲府昭和インターチェンジです。

諏訪大社上社本宮 諏訪大社上社本宮は、長野県諏訪市にある神社で、神体山である守屋山の山麓に位置しています。社殿の四隅に御柱(おんばしら)を建てる独特の風習で知られ、勇壮な「御柱祭」には多くの観光客が集まります。最寄りの出入口は諏訪インターチェンジです。

元善光寺 元善光寺は、長野県飯田市にあり、古代、本田善光が難波の堀江に捨てられていた一光三尊仏を故郷に持ち帰り、最初に安置した寺と伝わります。その後に尊像は長野の善光寺に遷ったことから、「元善光寺」と呼ばれるようになりました。最寄りの出入口は座光寺スマートインターチェンジです。

虎渓山永保寺 虎渓山永保寺は、岐阜県多治見市にある臨済宗南禅寺派の寺院です。夢窓疎石が作庭した庭園は国の名勝に、唐様建築の観音堂は国宝に指定されています。秋の紅葉の名所としても知られます。最寄りの出入口は多治見インターチェンジです。