静岡県静岡市の観光スポット:駿河湾と富士山に面した絶好のロケーションが人気

静岡市 観光旅行
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静岡県の県庁所在地である静岡市は、おだやかな駿河湾に面し、美しい富士山の姿を真正面から眺めることができる、絶好のロケーションにあります。日本列島のほぼ中央に当たることから、東京や大阪、名古屋といった大都市からのアクセスもよく、東海道新幹線や新東名高速道路などの交通インフラも整備されています。

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三保の松原

三保の松原

「三保の松原」は、静岡市清水区の三保半島にある、豊かな黒松の樹林に覆われた、雄大な駿河湾に面した景勝地です。松越しに富士山の優美な姿を眺めることができ、古くから「歌枕」のひとつとして、多くの歌にも詠まれてきました。

現存する松の木は3代目のものですが、海岸には謡曲『羽衣』のモデルとなった、天女が羽衣を掛けたという伝説をもつ「羽衣の松」があります。また、「三保の松原」からまっすぐに続く「神の道」とよばれる参道を通って、駿河国三宮である式内社の「御穂神社」にも至ることができます。

三保の松原
■所在地:静岡県静岡市清水区三保1338-45(静岡市三保松原文化創造センター「みほしるべ」)
■電話番号:054-340-2100
■公式サイト:
■交通アクセス:JR東海道本線「清水駅」からしずてつジャストラインバス(三保山の手線)乗車25分、「三保松原入口」バス停下車、徒歩15分/東名高速道路「清水インターチェンジ」から車で25分
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清見寺

清見寺

清見寺」(せいけんじ)は、静岡市清水区にある臨済宗寺院で、駿河湾沿いの高台に建っています。境内の面積は6千坪あまりと広大で、現在は東海道本線の線路で分断されています。

天武天皇の時代、この地に設置された清見関(きよみがせき)の鎮護として建てられた仏堂がはじまりと伝えられ、鎌倉時代に再興されて禅宗に改められました。足利尊氏や今川義元ら名だたる武将に崇敬され、武田晴信(信玄)・北条氏康・今川義元間の「甲相駿三国同盟」を成立させた立役者である太原雪斎(たいげんせっさい)も、この寺の中興の祖となっています。

かつての東海道に面することから、江戸時代には琉球使節や朝鮮通信使の接待所として利用されており、境内には島津の琉球侵略の際に和睦の使者を務め、駿河国で客死した琉球国の王子・具志頭朝盛(ぐしちゃんちょうせい)の墓もあります。

清見寺
■所在地:静岡県静岡市清水区興津清見寺町418-1
■電話番号:054-369-0028
■公式サイト:
■交通アクセス:JR東海道本線「興津駅」から徒歩10分/東名高速道路「清水インターチェンジ」から車で5分
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久能山東照宮

久能山東照宮

「久能山東照宮」は、静岡市駿河区の久能山上にある、江戸幕府初代将軍・徳川家康を祀った最初の神社です。元和2年(1616)に徳川家康が亡くなると、その遺言にしたがって遺骸は久能山に葬られ、あわせて家康を祀る神社が造営されたのがそのはじまりとなっています。

本殿と拝殿を石の間でつないで一体化した権現造(ごんげんづくり)の社殿は国宝に指定されており、極彩色で総漆塗の荘厳なものです。さらに社殿の奥、石段を登った上には家康の遺骸を納めていた「神廟」があります。

久能山東照宮
■所在地:静岡県静岡市駿河区根古屋390
■電話番号:054-237-2438
■公式サイト:
■交通アクセス:JR東海道新幹線・東海道本線「静岡駅」からしずてつジャストラインバス(日本平線)乗車45分、「日本平ロープウェイ」バス停(終点)下車、「日本平駅」から日本平ロープウェイに乗り換え5分、「久能山駅」下車/東名高速道路「日本平久能山スマートインターチェンジ」から車で10分
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登呂遺跡

登呂遺跡

「登呂遺跡」は、静岡市駿河区にある弥生時代の遺跡です。太平洋戦争中の昭和18年(1943)に発見され、戦後の発掘調査の結果、弥生時代後期の稲作を中心とした農耕集落の姿が考古学的にはじめて明らかにされたことから、国の特別史跡に指定されました。

現地には人々が暮らした竪穴住居や稲を保存した高床倉庫、生産の場であった水田や水路などが復元されているほか、遺跡から発掘された木製農具などの出土品を展示する「静岡県立登呂博物館」も開館しています。

登呂遺跡
■所在地:静岡県静岡市駿河区登呂五丁目10-5(登呂博物館)
■電話番号:054-285-0476
■公式サイト:
■交通アクセス:JR東海道新幹線・東海道本線「静岡駅」からしずてつジャストラインバス(石田街道線)乗車10分、「登呂遺跡」バス停下車/東名高速道路「日本平久能山スマートインターチェンジ」から車で10分
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静岡浅間神社

静岡浅間神社

静岡浅間神社」(しずおかせんげんじんじゃ)は、静岡市葵区の神社で、賤機山(しずはたやま)に鎮座しています。実際には神部神社(かんべじんじゃ)、大歳御祖神社(おおとしみおやじんじゃ)、浅間神社(あさまじんじゃ)の3つの神社からなっており、前2社は平安時代の『延喜式神名帳』に登載される古社、浅間神社も平安時代に醍醐天皇の勅願により富士山本宮浅間大社から勧請されたものです。

天文24年(1555)、今川義元のもとにいた松平竹千代(後の徳川家康)がこの神社で元服するなど、徳川家とのつながりが深く、歴代徳川将軍の崇敬を受けました。江戸時代中期に再建された大拝殿は高さ25メートルの代表的な浅間造の建物で、国の重要文化財に指定されています。

静岡浅間神社
■所在地:静岡県静岡市葵区宮ケ崎町102-1
■電話番号:054-245-1820
■公式サイト:
■交通アクセス:JR東海道新幹線・東海道本線「静岡駅」からしずてつジャストラインバス(安倍線)乗車10分、「赤鳥居 浅間神社入口」バス停下車/新東名高速道路「新静岡インターチェンジ」から車で15分
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