常磐自動車道の料金・サービスエリア・路線図まとめ
常磐自動車道とは、東京外環自動車道に接続する三郷ジャンクションから亘理インターチェンジまでを結ぶ、延長約300キロメートルの高速道路です。東京外環自動車道や首都圏中央連絡自動車道、北関東自動車道、磐越自動車道、仙台東部道路に接続しています。
常磐自動車道の概要
常磐自動車道とは、東京外環自動車道に接続する三郷ジャンクションから亘理インターチェンジまでを結ぶ、延長約300キロメートルの高速道路で、千葉県柏市・茨城県つくば市・土浦市・水戸市・日立市・福島県いわき市などの主要都市をつないでいます。途中で東京外環自動車道や首都圏中央連絡自動車道、北関東自動車道、磐越自動車道、仙台東部道路に接続しています。ルートはほぼ国道6号に並行しており、多くの区間で太平洋岸を通過しています。
常磐自動車道の通行料金
常磐自動車道の通行料金は、基本的には通行した距離と車種に応じて決まります。
くわしくは下記のページに高速道路の料金体系の記載があります。
常磐自動車道を普通車、現金で利用する場合の通行料金は次のとおりです。
なお、ETC利用の場合には、各種割引の適用によって、条件しだいではこれよりも安くなることがあります。
出発 | 到着 | 通行料金 |
---|---|---|
三郷IC | 柏IC | 520円 |
桜土浦IC | 1,380円 | |
水戸IC | 2,550円 | |
日立中央IC | 3,380円 | |
いわき中央IC | 4,550円 | |
亘理IC | 6,940円 |
常磐自動車道のサービスエリア・パーキングエリア
常磐自動車道のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)の一覧は次のとおりです。
なお、友部サービスエリア、東海パーキングエリア、ならはパーキングエリア、南相馬鹿島サービスエリア、鳥の海パーキングエリアはスマートインターチェンジを併設しており、ETC利用の場合はここから一般道に降りることができます。
また、日立中央インターチェンジはパーキングエリア併設型であり、流入・流出とも日立有料道路とのみつながっています。
常磐自動車道の路線図
常磐自動車道の路線図は、概略次のとおりです。
より詳細な常磐自動車道の路線図は、サービスエリアなどで無料で配布しているドライバー向けの冊子に綴じ込まれているほか、以下のページからもチェックすることができます。このページは出発・到着のインターチェンジを指定すれば、ルートの候補や料金を検索して提示してくれます。
常磐自動車道の110キロ規制区間
高速道路の法定速度は100キロですが、常磐自動車道の桜土浦インターチェンジから岩間インターチェンジ間は最高速度が110キロに引き上げられています。
これはもともとの道路の設計速度が100キロを上回っているほか、直線的な区間が多く、引き上げをしても交通上の支障がないと判断されたためです。
常磐自動車道沿線の観光スポット
中村城跡 中村城跡は、福島県相馬市にあった城跡で、「馬陵城」とも呼ばれています。江戸時代には相馬中村藩主・相馬氏の居城でした。城内に鎮座する相馬中村神社ほかの伝統神事「相馬野馬追」の舞台となります。最寄りの出入口は相馬インターチェンジです。
白水阿弥陀堂 白水阿弥陀堂は、福島県いわき市にある阿弥陀堂です。奥州藤原氏の祖である藤原清衡の娘が夫のために建立したといわれる平安時代後期の代表的な建築物で、国宝に指定されています。最寄りの出入口はいわき中央インターチェンジです。
茨城県天心記念五浦美術館 茨城県天心記念五浦美術館は、茨城県北茨城市の五浦海岸にある県立美術館です。岡倉天心や横山大観ら近代日本美術の優れた作品を展示しています。付近に岡倉天心が拠点とした日本美術院五浦研究所跡があります。最寄りの出入口は北茨城インターチェンジです。
西山荘 西山荘は、茨城県常陸太田市にある水戸藩2代藩主・徳川光圀の隠居所で、ここで光圀は日本の歴史書『大日本史』編纂にあたりました。建物は茅葺平屋建ての簡素なつくりで人柄が偲ばれます。最寄りの出入口は日立南太田インターチェンジです。
偕楽園 偕楽園は、茨城県水戸市にある公園で、水戸藩9代藩主・徳川斉昭が築いたものです。千波湖の湖畔にある風光明媚なところで、3千本の梅が植樹され、「水戸の梅まつり」の会場となります。最寄りの出入口は水戸インターチェンジです。
筑波山 筑波山は、茨城県つくば市にある標高877メートルの山で、男体山と女体山の2つの峰からなります。平地から見える姿が美しいことから万葉の時代から愛でられてきました。山内には筑波山神社が鎮座します。最寄りの出入口は土浦北インターチェンジです。