県都に隣接し熊野街道が走る海と山に恵まれたまち・海南市の観光スポット

海南市 観光旅行
この記事は約4分で読めます。

和歌山県海南市は、県庁所在地である和歌山市に隣接し、古くから熊野街道(紀伊路)の要衝として栄えました。海と山の両方が楽しめる豊かな景観を有し、歴史的資源にも恵まれた海南市には、多くの観光スポットがあります。

広告

藤白神社

藤白神社

「藤白神社」は、かつて熊野詣に利用された熊野街道(紀伊路)沿いにある神社で、「藤白王子」の跡に当たります。

古くから霊地とされた熊野三山を参拝する熊野詣は、平安時代に皇族や貴族の間で流行して以来、民間でも盛んとなりますが、参詣道の途中には「熊野九十九王子」とよばれる神社があり、奉幣や経供養などの儀式が行われていました。

この神社の権現堂には熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社3社の本地仏である阿弥陀如来・薬師如来・千手観音菩薩が祀られており、神仏習合時代のようすを伝えています。

藤白神社
■所在地:和歌山県海南市‎藤白448
■電話番号:073-482-1123
■公式サイト:
■交通アクセス:JR紀勢本線「海南駅」から徒歩20分/阪和自動車道「海南インターチェンジ」から車で3分

鈴木屋敷

鈴木屋敷

「鈴木屋敷」は、全国で178万人という鈴木姓のルーツに当たる藤白鈴木氏の旧宅であり、国の史跡に指定されています。

平安時代、熊野から藤白に移り住んでこの姓を名乗った藤白鈴木氏は、藤白王子の神職を代々世襲して熊野信仰を全国に広めました。

現在は令和5年(2023)に復元された建物の内部や池泉庭園が有料公開され、鈴木氏や熊野古道に関する資料も展示されています。 

鈴木屋敷
■所在地:和歌山県海南市‎藤白108
■電話番号:073-482-1123
■公式サイト:
■交通アクセス:JR紀勢本線「海南駅」から徒歩20分/阪和自動車道「海南インターチェンジ」から車で3分

黒江の町並み

黒江の町並み

「黒江の町並み」は、江戸時代に「黒江塗」とよばれる漆器の製造で栄えた海南市黒江地区の独特の景観をいいます。

地区の中央を通る「川端通り」の周辺には、漆器職人たちの住居や問屋などの建物が、一定の角度をつけて斜めに建ち並んでおり、「のこぎり歯の町並み」ともいわれます。

毎年11月には「紀州漆器まつり」が開催され、メイン会場の温山荘公園のほか、黒江地区にあるサブ会場「うるわし館」でも、掘り出しもの市や蒔絵体験を楽しむことができます。

黒江の町並み
■所在地:和歌山県海南市‎黒江
■電話番号:073-482-0322(うるわし館)
■公式サイト:
■交通アクセス:JR紀勢本線「黒江駅」から徒歩15分/阪和自動車道「海南インターチェンジ」から車で10分

浄国寺

浄国寺

「浄国寺」は、黒江の町並みを見下ろす船尾山の麓にある浄土真宗の寺院で、「黒江のごぼうさん」ともよばれます。

永正4年(1507)、本願寺九世・実如上人が冷水(しみず)浦にあった道場を黒江に移したのがはじまりで、天文13年(1544)、十世・証如上人のときに寺基を現在地に移したといい、証如上人お手作りと伝わる貴重な枯山水庭園が残されています。

境内にはそのほか、高さ20メートル・樹齢600年のクスノキの大木や、江戸時代の義民・重根屋伊七の墓、漆芸家・橋爪靖雄が手掛けた本堂の「蒔絵天井画」などの見どころがあります。

浄国寺
■所在地:和歌山県海南市‎黒江976
■電話番号:073-482-1293
■公式サイト:
■交通アクセス:JR紀勢本線「黒江駅」から徒歩15分/阪和自動車道「海南インターチェンジ」から車で10分

亀池公園

亀池公園

「亀池公園」は、江戸時代に海南出身の井沢弥惣兵衛が築造した周囲およそ4キロメートルある県下最大級のため池を中心とする公園です。

園内には多目的広場や亀池弁財天、移築された紀州徳川家の別邸・双青閣などがあり、遊歩道が整備されています。春には2千本の桜や2万本のチューリップが咲き誇り、花見の名所として知られます。

亀池公園
■所在地:和歌山県海南市‎阪井806
■電話番号:073-483-8461(海南市産業振興課)
■公式サイト:
■交通アクセス:JR紀勢本線「海南駅」からオレンジバス(登山口行き)乗車10分、「亀池公園」バス停下車/阪和自動車道「海南東インターチェンジ」から車で10分
タイトルとURLをコピーしました