東海北陸自動車道の路線図・通行料金(含む長大トンネル)・サービスエリア
東海北陸自動車道とは、名神高速道路に接続する愛知県一宮市の一宮ジャンクションから北陸自動車道に接続する富山県砺波市の小矢部砺波ジャンクションまでを結ぶ、供用済み区間の延長が184.8キロメートルの高速道路です。高速道路ナンバリングによる路線番号は、E41となっています。この路線は途中で東海環状自動車道にも接続しています。
東海北陸自動車道の通行料金
東海北陸自動車道は他の高速道路と同様にに対距離料金制が基本ですが、飛騨清見インターから白川郷インター間に標高1,744メートルの籾糠山を貫く延長約10.7キロメートルの長大道路トンネル「飛驒トンネル」があり、建設コストの関係から割高料率(普通車なら39.36/キロメートル)が設定されています。
東海北陸自動車道の主要インターチェンジ間の通行料金は、普通車、割引なしの場合では次表のとおりです。
出発 | 到着 | 通行料金 |
---|---|---|
福光IC | 白川郷IC | 1,020円 |
飛騨清見IC | 2,100円 | |
白鳥IC | 3,200円 | |
郡上八幡IC | 3,550円 | |
岐阜各務原IC | 4,550円 | |
一宮稲沢北IC | 4,880円 |
なお、ETCで走行する場合には、平日朝夕割引などのETC限定の各種割引制度があり、条件しだいでは通常料金からの大幅な割引が受けられます。
飛騨トンネル区間の特別区間割引
2024年3月31日までの間、ETC車両に限定して、飛騨トンネルの割高料率適用区間の料金水準の引き下げが行われます。
具体的には、普通区間の料率24.6円/キロメートルまで引き下げられ、これは時間帯割引との重複適用が受けられます。
東海北陸自動車道のサービスエリアと路線図
東海北陸自動車道の路線図やサービスエリア・パーキングエリア情報は、高速道路会社の開設する次のウェブサイトにパソコン・スマートフォンなどでアクセスして調べることができます。
東海北陸自動車道のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)の一覧は次のとおりです。
なお、これらのサービスエリア・パーキングエリアにあるハイウェイ情報ターミナル端末からリアルタイムで渋滞・交通事故・通行止め・冬用タイヤまたはチェーン装着規制などの道路情報がわかります。
また、東海北陸自動車道の路線図は、概略次のとおりです。
城端スマートインターチェンジの開業
東海北陸自動車道では、「城端スマートインターチェンジ」が2023年12月16日に開業しました。
このインターチェンジは富山県南砺市にあり、同市と中日本高速道路株式会社が共同で整備を進めてきたものです。
既存の福光インターチェンジと五箇山インターチェンジの中間にあることから、これらのインターチェンジを経由せず、直接的に城端地区の観光スポットを訪れることが可能となります。
城端地区には、曳山祭りの様子が見学できる「城端曳山会館」、蓮如上人が開いた北陸の名刹「善徳寺」、砺波平野を一望できるいこいの里「桜ヶ池クアガーデン」などがあります。