名神高速道路のサービスエリア・路線図・通行料金

2023年5月28日高速道路

名神高速道路は、小牧インターチェンジから西宮インターチェンジまでを結ぶ延長189.5キロメートルの高速道路です。高速道路ナンバリングではE1と呼ばれています。この道路は東名高速道路とも接続しており、途中にいくつかの重要な接続道路があります。

名神高速道路のアクセス

名神高速道路は名古屋高速11号小牧線、名古屋高速16号一宮線、東海北陸自動車道、東海環状自動車道、北陸自動車道新名神高速道路、京滋バイパス、京都縦貫自動車道中国自動車道近畿自動車道、阪神高速11号池田線とも接続しています。これにより、名古屋や京都、大阪など関西地方へのアクセスが便利になっています。

名神高速道路は、長距離の移動やビジネス、観光旅行に利用されることが多い道路で、東西の交通の大動脈となっていることから、ゴールデンウィーク・シルバーウィーク・お盆・年末年始などの時期、及び通勤・退勤時間帯には交通渋滞が予想されますので、交通情報を確認することをおすすめします。

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名神高速道路の路線図・サービスエリア・パーキングエリア

名神高速道路の路線図やサービスエリア・パーキングエリア情報は、各道路会社の公式ウェブサイトなどを使って、パソコンやスマートフォン、タブレット端末から簡単に調べることができます。

以下は名神高速道路のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)の一覧です。

尾張一宮PA
羽島PA
養老SA
伊吹PA
多賀SA
湖東三山PA
黒丸PA
菩提寺PA
草津PA
大津SA
桂川PA
吹田SA

これらのサービスエリア・パーキングエリアには、インフォメーションコーナーや道路情報ターミナル端末などが設置されており、リアルタイムで渋滞や交通事故、通行止め、ランプ閉鎖、冬用タイヤまたはチェーンの装着規制、工事などの情報が提供されます。

さらに、全国のサービスエリア・パーキングエリアには、ETC車で一般道への出入りが可能なスマートインターチェンジ(SIC)や、一般道の「道の駅」と連携したハイウェイオアシスも存在します。これらの施設は便利な休憩場所であり、観光名所や都市公園などとも結びついています。

また、名神高速道路の路線図は次のとおりです。

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名神高速道路の開通予定

名神高速道路は、現在全線で利用可能な状態ですが、将来的には2028年度を目標に、名神高速道路と阪神高速道路京都線(京都高速)の油小路線を直結する「京都南ジャンクション」が2028年度に開通予定です。これにより、京都方面へのアクセスがより便利になる見通しです。

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名神高速道路の通行料金

名神高速道路の普通車区分の通常の通行料金は次のとおりです。

小牧IC 大垣IC 1,080円
小牧IC 彦根IC 2,130円
小牧IC 栗東IC 3,270円
小牧IC 京都東IC 3,680円
小牧IC 大山崎IC 4,120円
小牧IC 吹田IC 4,600円
小牧IC 西宮IC 5,130円

ただし、ETC車の場合は、平日朝夕割引などの各種の割引が適用され、この表よりも相当安価になります。

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名神高速道路沿線の観光スポット

真清田神社 真清田神社は、愛知県一宮市にある神社です。尾張国一宮として崇敬され、尾張開拓の祖である天火明命を祀っています。一宮市の市名はここから付けられました。最寄りの出入口は一宮インターチェンジです。

関ヶ原古戦場 関ヶ原古戦場は、「天下分け目の戦い」とされる慶長5年(1600)の関ヶ原の戦いがあった場所です。東軍・徳川家康と西軍・石田三成の陣地の跡などがあります。また、合戦に関するさまざまな資料を展示する岐阜関ケ原古戦場記念館が開館しています。最寄りの出入口は関ヶ原インターチェンジです。

多賀大社 多賀大社は、滋賀県犬上郡多賀町にある式内社です。伊勢神宮に祀られた天照大神の親にあたる伊邪那岐大神・伊邪那美大神を祀ることから、伊勢神宮とともにこの社に参らなければ「片参り」になるといわれましたた。最寄りの出入口は多賀スマートインターチェンジです。

園城寺(三井寺) 園城寺(三井寺)は、滋賀県大津市にある天台寺門宗の総本山です。平安時代に智証大師円珍が再興し、比叡山延暦寺と並び立つ大寺院でした。金堂その他の建物が国宝に指定されています。最寄りの出入口は大津インターチェンジです。

東寺 東寺は、京都府京都市にある真言宗の総本山です。平安遷都の際に朱雀大路の東側に建てられ、後に嵯峨天皇から空海に下賜されました。金堂や五重塔が国宝に指定されています。最寄りの出入口は京都南インターチェンジです。

万博記念公園 万博記念公園は、大阪府吹田市にある公園です。1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)を記念して、パビリオンなどがあった跡地を公園化したものです。岡本太郎の「太陽の塔」を中心に、広大な緑地やスポーツ施設、国立民族学博物館 などの文化施設が整備されています。最寄りの出入口は吹田インターチェンジです。

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