日本最大の琵琶湖に面した国宝天守のある城下町・彦根市の観光スポット

彦根市 観光旅行
この記事は約3分で読めます。
広告

滋賀県彦根市は、日本一の面積を誇る琵琶湖を望む城下町として、また五街道のひとつである中山道の宿場町として栄えたところです。今でも関東と関西をつなぐ交通の要衝となっているほか、観光で訪れる人も少なくありません。

広告

彦根城

彦根城

「彦根城」は、姫路城・松本城・犬山城・松江城とともに国宝に指定される江戸時代の平山城です。譜代大名の中でも特に幕府の信任が厚かった井伊氏35万石の居城として、西国の諸大名に睨みをきかせていました。

天守をはじめとして櫓や石垣、堀、大名庭園のひとつである玄宮園など、当時の姿をとどめているのが注目されます。また、彦根城の周囲は特別史跡に指定され、保全が図られています。

彦根城
■所在地:滋賀県彦根市金亀町1-1‎
■電話番号:0749-22-2742
■公式サイト:
■交通アクセス:JR東海道本線・近江鉄道本線「彦根駅」から徒歩15分、又は湖国バス(彦根循環線)乗車20分、「彦根城」バス停下車/名神高速道路「彦根インターチェンジ」から車で10分
広告

佐和山城

佐和山城跡

「佐和山城跡」は、中世からの歴史をもつ山城で、鎌倉時代に近江守護・佐々木定綱の六男・時綱が佐和山山麓に館を構えたのがはじまりと伝えられています。戦国時代には浅井氏の勢力下に入り、次いで織田・豊臣と変遷し、石田三成の居城となったことでも知られます。

関ケ原の戦いで石田三成ら西軍が敗れると、彦根一帯は井伊直政に与えられましたが、その後天下普請により彦根城が築城されると、佐和山城は徹底的に破壊されました。それでも石垣の一部や曲輪などが残っており、龍潭寺のあたりから本丸跡に至るハイキングコースが用意されています。

佐和山城跡
■所在地:滋賀県彦根市古沢町
■電話番号:0749-22-6849(彦根ボランティアガイド協会)
■公式サイト:
■交通アクセス:JR東海道本線・近江鉄道本線「彦根駅」から徒歩20分/名神高速道路「彦根インターチェンジ」から車で10分

龍潭寺

彦根龍潭寺

「龍潭寺」は、佐和山の麓にある臨済宗妙心寺派の寺院で、井伊家の菩提寺となっています。もとは今の静岡県浜松市(井伊谷)にあり、行基が開いたという由緒ある寺院でしたが、慶長5年(1600)に井伊直政が佐和山城に移封されたとき、浜松の龍潭寺から昊天宗建(こうてんそうけん)禅師を招いて分寺したものです。

この寺院の書院東庭「蓬莱池泉庭」は、昊天宗建が作庭した佐和山を借景にした池泉鑑賞式庭園で、彦根市指定名勝に指定されています。

龍潭寺
■所在地:滋賀県彦根市古沢町1104
■電話番号:0749-22-2777
■公式サイト:
■交通アクセス:JR東海道本線・近江鉄道本線「彦根駅」から徒歩20分/名神高速道路「彦根インターチェンジ」から車で10分

大洞弁財天

大洞弁財天

「大洞弁財天」は、大洞山の中腹にある真言宗の寺院です。彦根城から見て東北の鬼門に当たることから、元禄8年(1695)、彦根藩第4代藩主・井伊直興が彦根城の鬼門避けとして建立したものです。

本堂である弁財天堂は権現造りの建物で、国の重要文化財に指定されており、内陣には6尺あまりの弁財天が安置されています。また、この寺院は領民に一文ずつの奉加金を募って25万9千人あまりの浄財を集めて建てられたものであるため、本堂右手の阿弥陀堂には、これら寄進者全員の霊位が祀られています。

大洞弁財天
■所在地:滋賀県彦根市古沢町1139
■電話番号:0749-22-2617
■公式サイト:
■交通アクセス:JR東海道本線・近江鉄道本線「彦根駅」から徒歩30分/名神高速道路「彦根インターチェンジ」から車で20分
タイトルとURLをコピーしました