中部横断自動車道の路線図や通行料金（無料区間あり）、観光スポットほか

2024年4月8日2024年7月30日高速道路

中部横断自動車道は、静岡県静岡市にある新清水ジャンクションから長野県小諸市の佐久小諸ジャンクションまでを結ぶ、延長約132キロメートルの高速道路です。ルート上で新東名高速道路、中央自動車道、上信越自動車道と接続するほか、一部の区間の通行料金が無料となっています。

中部横断自動車道の休憩施設と路線図

中部横断自動車道のなかで、本線に直結しているパーキングエリア（PA）としては増穂PAがあり、同時にインターチェンジを兼ねています。
また、インターチェンジに隣接する道の駅が開設されている事例もあり、結果的にパーキングエリアやサービスエリアと同様の役割を担っています。

中部横断自動車道の路線図は次のとおりです。計画はあるもののまだ開通していない区間もあります。

なお、佐久小諸ジャンクションと佐久北インターチェンジとの間に小諸御影本線料金所が、増穂インターチェンジと六郷インターチェンジとの間に富士川本線料金所があります。

中部横断自動車道の通行料金（無料区間含む）

高速道路の料金は、東日本・中日本・西日本高速道路会社各社共通で、利用した区間の距離に応じて決まるのが原則ですが、中部横断自動車道には多くの無料区間がありますので、単純に走行距離が長ければ料金が増額されるという関係にはありません。

このため、中部横断自動車道の主要インターチェンジ間の通行料金は以下の表のとおりになります。ただし、ETCで通行した場合には、各種の割引制度があるため、表の金額よりも安価になることがあります。

中部横断自動車道沿線の観光スポット

龍岡城跡　龍岡城跡は長野県佐久市にある星型の西洋式城郭の跡で、函館と並んで我が国に2つしかない五稜郭です。幕末に田野口藩主・松平乗謨（のりかた）が築城しました。最寄りの出入口は佐久臼田インターチェンジです。

蕃松院　蕃松院は、長野県佐久市にある曹洞宗の寺院です。田口城主の依田信蕃の菩提を弔うため、子の康国が館跡に建立したといわれています。境内には田口城主の依田信蕃の墓や、江戸時代に年貢減免を求め陣屋に強訴して処刑された小林孫左衛門の墓があります。

下部温泉郷　 下部温泉郷は山梨県南巨摩郡身延町にある温泉街で、富士川支流の下部川沿いに位置し、武田信玄の隠し湯といわれます。最寄りの出入口は下部温泉早川インターチェンジです。

身延山久遠寺　身延山久遠寺は山梨県南巨摩郡身延町にある日蓮宗の総本山です。鎌倉時代、日蓮がここに草庵を構えたのがはじまりで、多くの典籍類が残されています。最寄りの出入口は身延山インターチェンジです。