茅葺屋根のなつかしい風景が残る水と緑豊かな南丹市の観光スポット

南丹市 観光旅行
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かつての丹波国に当たる京都府南丹市は、丹波山地の山々や桂川・由良川に代表される水と緑に恵まれたまちです。府内では府庁所在地の京都市に次いで面積が大きく、「美山かやぶきの里」のように、郷愁を誘う昔ながらの景観が残る地域もみられます。

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美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

「美山かやぶきの里」は、南丹市の北部にある山村集落で、いまでも入母屋造の茅葺屋根の民家が多く建ち並んでいます。平成5年(1993)には集落全体が国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。

地区の入口にあるかやぶきの里駐車場には特産品などを販売する「悠々ひろば」があるほか、地区内にもいくつかのカフェや食堂、民宿、「ちいさな藍美術館」「美山民俗資料館」のような展示施設があります。また、神社仏閣としては「鎌倉神社」「知井八幡宮」「普明寺」があり、いずれも集落を見下ろす高い場所のため、絶好の撮影スポットにもなっています。

美山かやぶきの里
■所在地:京都府南丹市美山町北‎
■電話番号:0771-75-9030(南丹市美山観光まちづくり協会)
■公式サイト:
■交通アクセス:JR山陰本線「日吉駅」から南丹市営バス(美山園部線)乗車50分、「北(かやぶきの里)」バス停下車/京都縦貫自動車道「園部インターチェンジ」から車で30分
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生身天満宮

生身天満宮

生身天満宮」は、南丹市の園部地区にある神社で、学問の神である菅原道真公を祀っています。全国に天満宮はいくつもありますが、ここは菅原道真公と交流のあった武部源蔵が、公が太宰府に左遷された後、その木像を刻んで生祠を建てたのがはじまりと伝えられ、「日本最古の天満宮」ともいわれます。境内には歌舞伎「菅原伝授手習鑑」にも登場する源蔵を祀る摂社もあります。

社務所ではテレビなどで紹介され全国的にも人気の高い「天晴れる」の仕事のお守りをはじめ、「合格梅」や「勝栗」など学業成就を求める受験生に人気の授与品を頒布しています。

生身天満宮
■所在地:京都府南丹市園部町美園町1-67‎
■電話番号:0771-62-0535
■公式サイト:
■交通アクセス:JR山陰本線「園部駅」(西口)からぐるりんバス(市街地循環線ほか)乗車6分、「図書館前」バス停下車、徒歩10分/京都縦貫自動車道「園部インターチェンジ」から車で5分
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南丹市国際交流会館

南丹市国際交流会館

「南丹市国際交流会館」は、江戸時代に園部城があった付近に建設された、お城の外観をイメージした公共施設です。内部には国際交流協会事務所のほか、イベントホールや会議室、展示ホール、コワーキングスペースなどがあり、一般の人でも利用することが可能です。

建物の東側に隣接して「南丹市立文化博物館」と「南丹市立中央図書館」があるほか、南隣の園部高校入口には園部城の「本丸巽櫓」が現存するなど、一帯は南丹市の文化の拠点となっています。

南丹市国際交流会館
■所在地:京都府南丹市園部町小桜町62-1‎
■電話番号:0771-63-1777
■公式サイト:
■交通アクセス:JR山陰本線「園部駅」(西口)からぐるりんバス(市街地循環線ほか)乗車6分、「図書館前」バス停下車/京都縦貫自動車道「園部インターチェンジ」から車で5分
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道の駅 京都新光悦村

道の駅 京都新光悦村

「道の駅 京都新光悦村」は、京都府道19号園部平屋線沿いの道の駅で、京都縦貫自動車道の園部インターチェンジのすぐ目の前に位置しています。江戸時代初期、本阿弥光悦は徳川家康から拝領した京都洛北の地に工匠らとともに移り住んで「光悦村」を築きましたが、その精神を継承して新たな産業を創造するために開発された工業団地「京都新光悦村」に近いことから、道の駅の名前として採用されました。

道の駅には農産物直売所があり、地元産の米やもち、材木などを取り扱っています。また、カフェでは牛乳プリンや黒豆パンケーキ、そばや卵かけご飯といった、地元産の食材をアレンジしたメニューを提供しています。

道の駅 京都新光悦村
■所在地:京都府南丹市園部町曽我谷縄手15-3‎
■電話番号:0771-68-1100
■公式サイト:
■交通アクセス:JR山陰本線「園部駅」(西口)からぐるりんバス(新光悦村線)乗車20分、「道の駅京都新光悦村」バス停下車/京都縦貫自動車道「園部インターチェンジ」すぐ
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