城下町の面影残す但馬の小京都・豊岡市出石の観光スポット
兵庫県豊岡市出石(いずし)地区は、近世に出石藩仙石家5万8千石の城下町として栄え、現在でも当時の面影を見ることができます。春の桜に彩られる出石城はじめ、天にそびえる辰鼓楼、通りに並ぶ出石そばのお店など、風情あふれる町並みは、「但馬の小京都」として知られます。
出石城跡
城跡には堀や石垣が残るほか、稲荷神社や感応殿などの建物があり、東西の隅櫓や登城門なども復元されています。毎年3月から4月にかけては「出石桜まつり」が開催され、城跡を中心にしてソメイヨシノや八重桜が満開となります。
■所在地:兵庫県豊岡市出石町内町
■電話番号:0796-52-4806(出石観光協会)
■公式サイト:[こちらをクリック]
■交通アクセス:北近畿豊岡自動車道「但馬空港インターチェンジ」から車で15分/JR山陰本線・丹鉄宮豊線「豊岡駅」から全但バス(出石行き)乗車30分、「出石」バス停下車
辰鼓楼(しんころう)
調査の結果、「辰鼓楼」が時計台として稼働しはじめたのは明治14年9月8日のことで、札幌市時計台よりも27日遅れのため、惜しくも「日本最古」の時計台とはなりませんでしたが、9月8日は特別な記念日として木造4層の内部が一般公開されています。
■所在地:兵庫県豊岡市出石町内町
■電話番号:0796-52-4806(出石観光協会)
■公式サイト:[こちらをクリック]
■交通アクセス:北近畿豊岡自動車道「但馬空港インターチェンジ」から車で15分/JR山陰本線・丹鉄宮豊線「豊岡駅」から全但バス(出石行き)乗車30分、「出石」バス停下車
出石神社
天日槍命は、『日本書紀』によれば新羅の王子で、日本に聖王がいると聞いて八種神宝を持って海を渡ってやってきた渡来神であるとされ、出石の開拓神として信仰されています。神社の境内裏手には、一般の立入りを禁じられている禁足地があり、天日槍命の廟所であるといわれます。
■所在地:兵庫県豊岡市出石町宮内99
■電話番号:0796-52-2440
■公式サイト:[こちらをクリック]
■交通アクセス:北近畿豊岡自動車道「但馬空港インターチェンジ」から車で15分/JR山陰本線・丹鉄宮豊線「豊岡駅」から全但バス(出石行き)乗車20分、「鳥居」バス停下車、徒歩10分
此隅山(このすみやま)城跡
「此隅山城跡」は、標高140メートルほどの山頂に長さ50メートル、幅10メートルの主郭を設け、ここからさらに山の尾根を削って多くの郭を設けて防備を固めたものです。国史跡に指定されており、山麓の「いずし古代学習館」裏手から山頂までの見学路が延びています。
■所在地:兵庫県豊岡市出石町宮内
■電話番号:0796-52-4806(出石観光協会)
■公式サイト:[こちらをクリック]
■交通アクセス:北近畿豊岡自動車道「但馬空港インターチェンジ」から車で15分/JR山陰本線・丹鉄宮豊線「豊岡駅」から全但バス(出石行き)乗車20分、「鳥居」バス停下車、徒歩20分
出石家老屋敷
白壁の土塀や大きな長屋門が特徴的な「出石家老屋敷」は、外部からの見かけは平屋建てですが、実は内部は二階建てになっており、隠し階段が用意されているのがユニークです。室内には槍や刀などの武具や、駕籠をはじめ大名行列に用いた諸道具などが展示されています。
■所在地:兵庫県豊岡市出石町内町98
■電話番号:0796-52-4806(指定管理者 出石観光協会)
■公式サイト:[こちらをクリック]
■営業時間:午前9時30分~午後5時(入館4時30分まで。水曜日、年末年始は休館)
■入館料:大人200円、高・大生120円、中学生以下無料。障害者手帳(アプリを含む)所持者半額
■交通アクセス:北近畿豊岡自動車道「但馬空港インターチェンジ」から車で15分/JR山陰本線・丹鉄宮豊線「豊岡駅」から全但バス(出石行き)乗車30分、「出石」バス停下車