日本海東北自動車道の通行料金(無料区間あり)、路線図、観光情報ほか

高速道路

2024年4月3日高速道路

日本海東北自動車道は、新潟県から山形県・秋田県の日本海側を縦断する高規格幹線道路です。事業手法の違いから、有料区間と無料区間とにわかれているほか、現在も事業中でまだ開通していない区間がいくつかあります。この道路は、北陸自動車道および磐越自動車道とは新潟中央ジャンクションで、山形自動車道とは鶴岡ジャンクションで、秋田自動車道とは河辺ジャンクションでそれぞれ接続しています。

日本海東北自動車道の休憩施設や路線図

日本海東北自動車道のパーキングエリア(PA)、サービスエリア(SA)は次のとおりです。

豊栄SA、荒川PA、西目PA、雄和PA

また、日本海東北自動車道の路線図は次のとおりです。

日本海東北自動車道の通行料金(無料区間含む)

高速道路の料金は、東日本・中日本・西日本高速道路会社各社共通で、利用した区間の距離に応じて決まるのが原則ですが、日本海東北自動車道には多くの無料区間がありますので、単純に走行距離が長ければ料金が増額されるという関係にはありません。このため、日本海東北自動車道の主要インターチェンジ間の通行料金は以下の表のとおりになります。ただし、ETCで通行した場合には、各種の割引制度があるため、表の金額よりも安価になることがあります

出発 到着 料金
新潟亀田IC 荒川胎内IC 1,340円
荒川胎内IC 朝日まほろばIC 無料
あつみ温泉IC 鶴岡JCT 無料
鶴岡JCT 酒田みなとIC 680円
酒田みなとIC 遊佐鳥海IC 無料
遊佐鳥海IC 岩城IC 無料
岩城IC 秋田空港IC 550円
岩城IC (秋田道)秋田南IC 700円

日本海東北自動車道沿線の観光スポット

新発田城跡 新発田城跡は、新潟県新発田市にある平城の跡で、中世に新発田氏の居城のあった場所に、初代新発田藩主・溝口秀勝が築城したものです。国重要文化財の本丸表門や旧二の丸隅櫓、切込接ぎの石垣、水堀などが残り、新発田市のシンボルとなっています。最寄りの出入口は聖籠新発田インターチェンジです。

致道館 致道館は、山形県鶴岡市にある庄内藩の藩校跡で、国史跡に指定されています。庄内藩9代藩主・酒井忠徳(ただあり)が文化2年(1805)に創設したもので、表御門、聖廟、講堂などが残っています。最寄りの出入口は鶴岡インターチェンジです。

本間美術館 本間美術館は、山形県酒田市にある私設の美術館で、江戸時代には大名をもしのぐといわれた大地主の本間家が収蔵する古文書や茶器、絵画などの品々を展示しています。庭園の「鶴舞園」は国名勝です。最寄りの出入口は酒田中央インターチェンジです。

旧青山本邸 旧青山本邸は、山形県飽海郡遊佐町にある漁業家の豪邸です。江戸幕末に当地に産まれ、北海道のニシン漁などで富豪となった青山留吉が明治時代になってから故郷に建てたもので、内部が有料公開されています。最寄りの出入口は遊佐鳥海インターチェンジです。

蚶満寺 蚶満寺(かんかまじ)は、秋田県にかほ市にある曹洞宗の寺院で、平安時代に慈覚大師円仁が開創したと伝えられます。寺院を取り巻く象潟の絶景はかつて「九十九島」として知られ、松尾芭蕉の『奥の細道』にも登場しています。最寄りの出入口は象潟インターチェンジです。

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