名阪国道のインターチェンジ、路線図、休憩施設、観光情報
名阪国道は、三重県亀山市から奈良県天理市までを結ぶ自動車専用道路であり、国道25号に指定されています。東名阪自動車道、西名阪自動車道と直結し、名神高速道路や新名神高速道路とともに、中京圏と近畿圏との間の交通の円滑化に寄与しています。
全線無料の名阪国道
名阪国道は全線無料で通行することができます。
ただし、有料の高速道路に直接接続しているため、経路によっては手前のインターチェンジで一般道に降りないと高速道路分の料金が徴収されてしまう区間があります。
名阪国道 → 亀山IC → 東名阪道亀山料金所 → 亀山スマートIC 普通(ETC) 190円
名阪国道 → 天理IC → 西名阪道天理料金所 → 郡山IC 普通(一般)420円 (ETC)270円
名阪国道の路線図
名阪国道の路線図は次のとおりです。
名阪国道のインターチェンジと休憩施設
名阪国道のインターチェンジとPA(パーキングエリア)、SA(サービスエリア)、および直接接続している道の駅は次のとおりです。
なお、「距離」の欄は視点から当該インターチェンジまでの距離です。
番号・インターチェンジ | 接続 | 距離 |
---|---|---|
1 亀山IC | 国道1号(国道25号) | 0km |
34 関JCT/伊勢関IC | 伊勢自動車道 | 1.7km |
2 関IC | 2.8km | |
3 久我IC | 6.1km | |
4 向井IC | 8.5km | |
5 板屋IC | 国道25号(現道) | 10.5km |
6 南在家IC | 11.6km | |
7 伊賀IC | 国道25号(現道) | 16.7km |
伊賀SA | ||
8 上柘植IC | 18.6km | |
9 下柘植IC | 21.1km | |
10 御代IC | 22.4km | |
11 壬生野IC | 23.1km | |
12 伊賀一之宮IC | 26.8km | |
13 中瀬IC | 国道163号 | 29.2km |
14 友生IC | 31.3km | |
15 上野東IC | 国道422号 | 32.8km |
16 上野IC | 国道368号 | 34km |
17 大内IC | 35.4km | |
上野PA | ||
18 白樫IC | 38.3km | |
19 治田IC | 40.4km | |
20 五月橋IC | 国道25号(現道) | 42.3km |
21 山添IC | 45km | |
22 神野口IC | 国道25号(現道) | 49.5km |
23 小倉IC | 国道25号(現道) | 53.6km |
24 針IC/道の駅針テラス | 56.4km | |
25 一本松IC | 国道25号(現道) | 58.7km |
26 福住IC | 国道25号(現道) | 61.4km |
高峰SA | ||
27 五ヶ谷IC | 67.6km | |
28 天理東IC | 71.2km | |
29 天理IC | 国道169号 | 73.3km |
名阪国道沿線の観光スポット
亀山城 三重県亀山市の亀山城は、天正18年(1590)に岡本宗憲が天守を整備したといわれ、江戸時代に失われた天守に代わる多門櫓が築かれました。周囲の亀山公園は桜の名所となっているほか、英一蝶が下絵を描いた茶室半鐘や亀山藩の治水に貢献した作事奉行・生田理左衛門が眠る本久寺が近くにあります。最寄りのインターチェンジは亀山インターチェンジです。
関地蔵院 関地蔵院は、江戸時代の伝統的建造物群が残る三重県亀山市の関宿の中心に位置しています。天平13年(741)、天然痘から人々を救うため行基が地蔵菩薩を安置したのがはじまりとされ、本堂と愛染堂、鐘楼は国の重要文化財に指定されています。最寄りのインターチェンジは関インターチェンジです。
敢國神社 三重県伊賀市の敢國神社(あえくにじんじゃ)は、伊賀国一宮として古い歴史を有する神社で、飛鳥時代の658年創建と伝えられています。慶長年間に始まる「獅子舞」は三重県の無形民俗文化財に指定されています。最寄りのインターチェンジは伊賀一之宮インターチェンジです。
伊賀上野城 伊賀上野城は、三重県伊賀市にあった城郭で、白鳳城ともいわれます。築城の名手である藤堂高虎が大規模な改修をほどこしたことで知られます。現在の天守は戦前につくられた復興天守です。最寄りのインターチェンジは上野インターチェンジです。
石上神宮 奈良県天理市にある石上神宮(いそのかみじんぐう)は、我が国でもっとも古く「神宮」を称した格調高い神社で、物部氏との関連で知られます。国宝の「七支刀」が伝来するほか、拝殿も国宝に指定されています。最寄りのインターチェンジは天理東インターチェンジです。
大神神社 奈良県桜井市にある大神神社(おおみわじんじゃ)は、大物主大神をまつる大和国一宮として崇敬され、本殿がなく神体山の三輪山を直接遥拝することから日本最古級の神社といわれます。最寄りのインターチェンジは天理インターチェンジです。