高松自動車道の料金体系や休憩施設・路線図の情報

2023年12月6日高速道路

高松自動車道は、鳴門インターチェンジから川之江ジャンクションのでの124.2キロメートルに及ぶ高速道路で、E11のナンバリングが付与されています。鳴門インターチェンジでは神戸淡路鳴門自動車道と、川之江ジャンクションでは松山自動車道および高知自動車道と接続しています。そのほか徳島自動車道、瀬戸中央自動車道にも接続し、坂出ジャンクションからは坂出支線が延びています。

高松自動車道の休憩施設や路線図

高松自動車道のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)は次のとおりです。

鳴門西PA、津田の松原SA、府中湖PA、高瀬PA、豊浜SA

このうち津田の松原サービスエリアと豊浜サービスエリアにはガソリンスタンドがあります。

豊浜サービスエリアは川之江ジャンクションに最も近い休憩施設であり、ガソリンスタンドのほかフードコート・ショッピングコーナー・カフェ・インフォメーションコーナーなどもあります。

特に豊浜サービスエリアのガソリンスタンド・フードコート・ショッピングコーナーは24時間営業となっています。

2023年末から2024年正月にかけては、劇場アニメ「青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない」公開を記念して、このサービスエリアでオリジナルポストカードのプレゼントや桜島麻衣(CV:瀬戸麻沙美)特別ナレーションの放送などのイベントが開催されました。

また、府中湖パーキングエリアはスマートインターチェンジを併設しており、ETC車両であればこのパーキングエリアから一般道に降りることが可能です。

高松自動車道の路線図は次のとおりです。

高松自動車道の路線図やサービスエリア・パーキングエリアの詳細情報は、西日本高速道路会社の公式ホームページにパソコンやスマートフォンからアクセスして閲覧することが可能です。

広告

変則的な高松自動車道の料金

高速道路の料金体系については、東日本・中日本・西日本高速道路会社各社共通で、利用した区間の距離に応じた1キロメートルごとの料金の単価が決まっています。

しかし、高松自動車道の場合には、国道11号バイパスの一般有料道路として共用されていた部分が後から高速道路に編入されるなどの歴史的経緯があるため変則的であり、具体的には次の表のようになります。

出発 到着 料金
鳴門IC 津田東IC 1,140円
鳴門IC 高松中央IC 1,850円
鳴門IC 坂出IC 2,530円
鳴門IC 大野原IC 3,310円
広告

高松自動車道沿線の観光スポット

大麻比古神社 大麻比古神社は、徳島県鳴門市にある神社で、大麻比古大神と猿田彦大神を祀ります。阿波国一宮として崇敬され、安産や厄除け、旅行安全などのご利益で知られています。特に正月の初詣客は20万人にも及びます。

屋島寺 屋島寺は、香川県高松市にある真言宗御室派の寺院で、四国八十八ヶ所霊場第八十四番札所でもあります。源平合戦の古跡で知られる屋島の上に位置し、天平勝宝6年(754)に鑑真が開基したと伝わっています。鎌倉時代の古材を用いた本堂は国の重要文化財です。

高松城 高松城は、香川県高松市にあり、別名を玉藻城という。瀬戸内海に面して築城された水城で、今治城・中津城とともに日本三大水城の一つ。現在は玉藻公園となっており、月見櫓など残存する一部の建物が国重要文化財の指定を受けています。

丸亀城 丸亀城は、香川県丸亀市にあり、標高約66メートルの亀山に築かれた平山城です。日本一高い石垣の城として知られており、さまざまな技法を凝らした石垣を見ることができます。天守は全国でも珍しい「現存十二天守」の一つです。

善通寺 善通寺は、香川県善通寺市にある真言宗善通寺派の総本山です。弘法大師空海が誕生した場所と建てられたもので、四国八十八ヶ所霊場第七十五番札所でもあります。伽藍には金堂や五重塔が建ち壮観です。

銭形砂絵 銭形砂絵は、香川県観音寺市、有明浜の白砂に描かれた寛永通宝の砂絵で、大きさは東西122ロートル、南北90メートルもあります。寛永10年(1633年)、藩主の生駒高俊を歓迎した地元民が一夜で作ったといわれます。この砂絵は巨大なため全貌を見るには琴弾山に登る必要がありますが、見た者は健康でお金に不自由しなくなるといわれています。

このページの編集者
Travelogues
観光、交通、文化、生活その他のテーマについて、インターネットを通じた情報の配信を行っています。