松山自動車道の料金や路線図・サービスエリア情報

2023年12月3日高速道路

松山自動車道は、高松自動車道高知自動車道に接続する川之江ジャンクションから津島岩松インターチェンジまでを結ぶ延長182.9キロメートルの高速道路です。途中で今治小松自動車道にも接続し、四国の高速道路ネットワークの一翼を担っています。

松山自動車道と料金

松山自動車道は、原則として距離に応じた料金にターミナルチャージをプラスしたものがトータルでの通行料金となります。
ただし、大洲ICから大洲北只ICまで(大洲道路)及び西予宇和ICから津島岩松ICまでの区間は無料です。
主要インターチェンジ間の通行料金(普通車の通常料金)は次のとおりです。

出発IC 到着IC 通行料金
西予宇和IC 大洲北只IC 590円
大洲IC 松山IC 1,300円
松山IC 川内IC 490円
松山IC いよ小松IC 1,070円
松山IC いよ西条IC 1,490円
松山IC 新居浜IC 1,730円
松山IC 三島川之江IC 2,380円

なお、ETCで走行する場合には、ETC限定の各種割引制度がありますので、条件に該当していればこの料金からの大幅な割引が受けられます。

松山自動車道のサービスエリア・パーキングエリアと路線図

松山自動車道のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)の一覧は次のとおりです。

上分PA、入野PA、石鎚山SA、桜三里PA、伊予灘SA、内子PA

サービスエリア・パーキングエリアのなかには、ETC車で一般道への出入りができるスマートインターチェンジ(SIC)や、道路外の他の施設と連結した「ハイウェイオアシス」をもつものがあります。

石鎚山SAのハイウェイオアシス

石鎚山サービスエリアは、ハイウェイオアシスとして「道の駅小松オアシス(小松中央公園)」に隣接し、一般道だけでなく高速道路からもアクセス可能です。

山の情報や観光情報、道路情報を収集できる「ビジターセンター」、高さ6メートルのロープクライミングができる「クライミング施設」、アウトドア商品を取り扱う「モンベルストア」、産直市場「おあしす市場」、足湯やレストランがある「椿温泉こまつ」などの施設を利用できます。

松山自動車道の路線図

松山自動車道の路線図は次のとおりです。なお、大洲~大洲北只間は「大洲道路」、宇和島北~津島岩松間は「宇和島道路」として供用されていますが、図では両者を含めて掲載しています。

松山自動車道沿線の観光スポット

石鎚神社 石鎚神社は、愛媛県西条市にある西日本最高峰の石鎚山を神体山とする神社で、石鎚毘古命を祀ります。高速道路近くに口之宮本社があるほか、山頂に向かって中宮成就社や奥宮頂上社があります。石鎚山温泉から成就社付近まではロープウェイが出ています。

道後温泉 道後温泉は、愛媛県松山市にある温泉で、『万葉集』にもみえる「日本三古湯」の一つです。夏目漱石の小説『坊つちやん』に登場することでも有名で、特に道後温泉本館の建物は国の重要文化財に指定されています。

松山城 松山城は、愛媛県松山市の勝山に築かれた平山城です。連立式の天守ほかの建物が残り、「現存十二天守」の一つとなっています。山麓からはロープウェイやリフトで山頂の本丸方面まで登ることができます。

臥龍山荘 臥龍山荘は、愛媛県大洲市の肱川流域にある山荘で、敷地は3千坪ほどあります。ここはかつて藤堂高虎の重臣・渡辺勘兵衛の屋敷があったところで、近世に大洲藩3代藩主・加藤泰恒がその風情を愛でて「臥龍淵」と名付けたといわれています。現在の山荘は明治時代に貿易商・河内寅次郎氏が築いたもので、国重要文化財・名勝に指定されています。

宇和島城 宇和島城は、愛媛県宇和島市にある平山城で、築城の名手とされる藤堂高虎の手によるものです。近世、宇和島藩伊達氏の居城として、城下町とともに栄えました。天守は「現存十二天守」の一つであり貴重です。

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